政治経済学研究科

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現役院生から

博士前期課程

政治学専攻
専修コース2年
仲村 愛
 私は,現在大六野耕作先生の比較政治学の研究室に所属して研究を進めています。明治大学政治経済学部からの進学ですが,一般受験で入学しました。教員になるか院に進学するかと進路に迷っていた学部4年次に,あるきっかけから,フランスの中学校で一年間日本語教師をするという経験を得ました。その時に感じたことが,私にとって教員も非常に魅力的な仕事だけれど,それ以上に今の自分はもっと政治学の勉強を続けたい,ということでした。そこで,ゼミでお世話になっていた大六野先生のご指導を今後もご鞭撻願うべく,大学院に進学することにしました。
 入学後は,英語講読やフランス語講読のための予習に追われて,あっという間に前期が過ぎてしまいました。おかげで最近は,外国語の文献読解の力も徐々についてきたことを実感できます。特に,高橋一行先生の「政治学説史研究」の授業で現在読んでいるJ.S.ミルの『自由論』は,内容も興味深いので,難解なイギリス古典で予習も大変ですが,原書で読む楽しさを知ることが出来ました。また後期以降,授業で発表する機会が増え,研究も少しずつ進んでいます。現在私は,インターネットを媒体とする討議型民主主義の可能性と限界について研究していて,来年度修士論文を書くための土台作りをしています。
 政治経済学研究科は特に中国人留学生の多い研究科ですが,異国で研究に励み日本語で論文を書いている彼らの努力は,いい刺激になります。また,比較政治学を専攻としている私にとって,日本内外/中国内外の視点でもって討論できることは非常に有意義に感じます。素晴らしい先生方のご指導を受けながら,立地も設備も一等級のこの大学院で,院生の友人たちと互いに刺激しあいながら研究を進めていけるのは,明治大学大学院ならではといえるでしょう。 

博士前期課程

経済学専攻
専修コース2年
呉 欣頴
 私は台湾台北出身で、現在は博士前期課程の留学生です。鈴木利大教授のもとで、日台企業アライアンスが中国経済に与える影響を三通規制の構造変化の観点について研究しています。私が大学院進学を決めた理由は、研究そのものに魅力を感じたことです。そして、鈴木先生は中国経済など問題に取り組んでおり、私の研究テーマである三通規制の構造変化だけでなく、広く中国経済について学びたいから、明治大学を選びました。
 巨大マーケットである中国経済の発展は台湾や日本経済の発展にも繋がると考えています。これからの研究では、日台企業アライアンスが中国経済に与える影響を三通規制の構造変化の観点から明らかにすることを目的とします。さらに、中国経済を発展させるために、三通規制をどのようにして行くべきか、そして、日台アライアンスはどうあるべきかを研究したいと思っています。

 私に対して、明治大学は現代化の施設が整えているので勉強するためのいい環境を提供してくれます。また、大学院の講義は少人数制のゼミ形式によるもので、一つのテーマに対して、深く理解を得ることができます。少人数制で、先生方や先輩方との交流も深く、研究における疑問点に対しても親身になってアドバイスをしてくださいます。さらに、進学というと学費や仕事の面などで心配される方もいらっしゃいますが、明治大学はこの点に対して多様な奨学金制度に恵まれており、就職活動にも、充実な支援を感じています。これから大学院への進学を考えている方はもとより、留学生にも、明治大学大学院への進学をお勧めします。 

博士後期課程

政治学専攻
2年
松岡 信之 
 私は本大学院政治経済学研究科博士課程を修了し、現在は博士後期課程1年次に在籍しています。専攻は日本政治史で、小西德應先生のご指導の下、明治期から終戦までの北海道・千島列島の開発を研究テーマとしています。
 明治大学大学院に進学し実感したことは、大学院生の研究環境が整っており、特に手厚い経済的援助を受ける機会があるということです。以下、箇条書きではありますがいくつか挙げておきたいと思います。

①蔵書数や開館時間など満足できる図書館があること。また近くには本屋の街・神保町があること。特に、院生の貸出期間は1ヶ月と長いので、資料をじっくり読み込むことが可能です。
②院生専用の共同研究室(前期課程)、少人数の専用研究室(後期課程)があり、落ち着 いた環境のなかで研究できること。
③TA(Teaching Assistant)やRA(Research Assistant)等、授業補助、研究補助をすることによって給与を得るシステムが整っていること。私は両方に就任しましたが、TAは年間授業料相当分、RAはおよそ年間およそ120万円の給与を得ることができます。
 他大学院の院生と交流する機会が増えると、明治大学大学院のこのような援助は他大学院と比較しても高いものであることを実感として持つことができるでしょう。
 私の専攻する政治史は、政治学のみならず歴史や経済、社会、文化など非常に幅広い分野の理解なしにはよい研究が難しい学問領域です。政治経済学研究科には政治学・経済学に加え、社会学もあり、様々な分野の先生方からのご指導をいただける環境にあります。政治経済学研究科は、研究の「タコツボ化」に陥ることなく、興味関心を広く持つことができる環境が用意されているといえるでしょう。 

博士前期課程

経済学専攻
2年
下斗米 秀之
 大学時代から一貫して「移民の国」アメリカに関心を持ち、現在は移民政策研究、具体的には、1920年代の移民制限法を経済史・経営史的な視点から分析しています。
 学部のゼミを通じて、これまでの所謂テストのための「勉強」から自らの関心に沿って「研究」することの面白さと奥深さに触れ、大学院進学を決めました。
では、大学院での生活と各制度を簡単にご紹介したいと思います。
 授業は少人数制の演習が中心となり、事前の準備は大変ですが、第一線で活躍される先生方や同じベクトルを向く学生との活発な議論は、極めて興味深いものとなります。また、留学生や社会人学生も多く、研究科間の垣根も低いため、バックグラウンドや研究分野の異なる学生との交流も刺激的です。学部にはない大学院生活の楽しみといえるでしょう。
 単位互換制度・首都大学院コンソーシアムも研究生活を送るうえで大変有効な制度です。他研究科や他大学院の演習に参加し、指導を仰ぐことは、自分の研究へのより深い理解や幅広い視野を持つ大きな契機となります。私自身も文学研究科や中央大学での演習を通じて、隣接諸分野の研究に触れ、自分の研究課題を見つけていきました。さらに、そうした研究の成果は年に一度の「明治大学政経学会」で報告し、先生方から御助言を受けることが出来ます。
 学会や研究会での報告や、海外での史料調査など大学院生活は、経済的な負担も小さくありませんが、各種奨学金(給付・貸与)や、TA・RA、助手制度などを利用することで、そうした負担は軽減できるでしょう。
 全国随一の所蔵数を誇る図書館や、アクセスに便利な都心のキャンパス、院生に与えられる研究室など、立地・設備という面でも本当に充実しています。是非ここ明治大学大学院で共に学びましょう。親身な先生や先輩方がお待ちしています。 

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