現象数理学専攻で学べること
Q. 私は数学科で主に純粋数学を学んできましたが、現象数理学専攻でやっていけますか?
A. もしもあなたが身の回りの現象に興味があり、その理解に数学が使える事に興味を感じるのであれば現象数理学専攻はあなたの可能性をひろげるのに最適な専攻でしょう。これまで学んできた純粋数学の知識を武器に、数学が自然・社会の様々な問題を解決する鍵となることを知ることができます。
Q. 数学の基本を全て制覇しないと応用はできませんよね?
A. 現代数学の内容は膨大でその全てを網羅することはおそらく不可能でしょう。一方、現実の社会で役立つ数学の中には大学初年度に習うような基本的なことがらが多いことに気が付きます。現象数理学専攻では、様々な現象を通じて数学がどのように役立つかを学ぶことでより一層数学に深い興味を持つことができます。数学を究める道筋に、応用問題との出会いがあることもしばしばです。また、応用問題に積極的に取り組むことから新たな数学が創造されることは歴史が示しています。
Q. 文学部で心理学の勉強をしてきました。現象数理学に大変興味がありますが、数学には自信がありません。
A. 大学一年生で学ぶ基礎的な数学の知識と論理的に考える能力を用いて、社会科学の問題にチャレンジする意気込みがあれば、現象数理学専攻はあなたの可能性をひろげるのに最適な専攻です。たとえば、認知心理学は、錯覚や人間行動の進化と深い関係があります。文学部で得た知識と、本専攻で学ぶことができる数理的手法を組み合わせて、新たな研究を生み出して下さい。
Q. 他大学の4年生です。何か不利になる点とかありますか?
A. 本研究科は学部組織を持たない独立研究科ですので、一般入試において、本学出身者、他大学出身者の間に有利不利はありません。公平な視点で、入学試験を行います。奨学金についても、入試の成績を基準とした配分となりますので、他大学出身の入学者にも同様に奨学金を得る機会があります。詳しくは、奨学金に関するホームページをご覧下さい。参考までにこれまでの入学者の内、他大学出身者の割合はおおよそ3割で、新しい環境で楽しく学んでいます。博士後期課程には外国人も多く、日常的に英語を使う機会が多いことも本専攻の特徴の一つです。
Q. 現象数理学について前もって情報が欲しいのですが?
A. 明治大学生田校舎において、前期・毎週火曜日3限目の「共通総合講座A」において「現象数理学入門」と題してオムニバス講義を展開しています。また、現象数理学の研究拠点である、明治大学グローバルCOEプログラム「現象数理学の形成と発展」のホームページには様々な情報が載っていますので、そちらも参考になります。
参考:明治大学グローバルCOEプログラム http://gcoe.mims.meiji.ac.jp/
入学試験について
A. もちろん話せます。各教員のホームページなどを参考とし、連絡先が分からない場合は、お気軽にこちらまでお問い合わせ下さい。また、定期的にオープンインスティテュート(研究室公開)を開催しています。
Q. 過去問題は公開されていますか?
サンプル問題(博士前期課程の小論文試験)をホームページ上に公開しています。また、過去問題は取り寄せることができます。(現在準備中。調整でき次第、ホームページ上でアナウンスします)
Q. 博士前期課程の入学試験科目に数学はありますか?
A. 複数問の中から、選択して答える小論文形式の入学試験を実施しています。その中に数学の問題も含まれますが、他分野の問題だけを選択することもできます。(サンプル問題および過去問題を参考にして下さい)
Q. 博士前期課程の入学試験科目に英語はありますか?
A. 一般入学試験及び外国人留学生入学試験で英語を試験科目としています。筆記試験のみで、ヒアリングはありません。なお、社会人入学試験では英語試験はありません。
Q. 博士後期課程の入学試験制度はどのようなものですか?
A. 博士後期課程の入学試験はA方式(一般及び外国人留学生入試)、B方式(一般及び外国人留学生入試)の2つの方式により実施します。A方式は研究計画プレゼンテーション及び質疑応答(面接試問)方式によるもの、B方式は研究計画書に基づく書類選考方式(海外渡日前入学試験)を採用しています。各入学試験方式の詳細は博士後期課程入学試験概要ページまたは入学試験要項をご覧ください。
Q. 現在社会人をしています。社会人入学があると聞きました。どのようなものですか? 夜間授業はありますか?
A. 本研究科の社会人入学試験は、入学試験科目のうち英語が免除されるものです。博士前期課程においては、一般の学生とともに授業を受けていただく必要がありますが、博士後期課程では在職のまま研究指導を受けることもできます。
Q. 現在,企業に勤めています。博士後期課程の入試区分が「一般」と「外国人留学生」のみの記載となっていますが,社会人の場合は,博士後期課程ではなく博士前期課程から学ぶことになるのでしょうか。
A. 博士後期課程の入試区分が「一般」と「外国人留学生」のみとなっているのは、「博士後期課程入試では社会人は特別扱いされない」という意味です。
企業でお勤めの方も、一般入試で博士後期課程に出願が可能です。
社会人の方は博士前期課程からでないと入学できないという意味ではありませんので、そのようにご理解ください。
Q. 明治大学の4年生です。学内選考はありますか?
A. 本専攻では、学内選考入試を実施します。詳しくはこちらまでお問い合わせ下さい。
奨学制度について
A. 入学定員の20%を採用枠(本研究科では3名)として、授業料の2分の1相当額を給付する「研究奨励奨学金B」の他、「明治大学校友会奨学金(選考のうえ採用者には原則1人10万円以上を給付)」などの給費奨学金制度があります。また、貸費奨学金(返還義務あり)については、日本学生支援機構の第一種(無利子)・第二種(有利子)奨学金制度や、明治大学大学院貸費奨学金制度などにより、奨学金貸与希望者全員を採用できる充実した奨学制度を備えています。詳しくは奨学金ページをご覧ください。
Q. 博士後期課程の奨学金制度はどうなっていますか?
A. 本研究科博士後期課程に入学する学生全員を対象とした「特定研究者育成奨学金制度」により、奨学金を学費(入学金・授業料・実験実習料)に充当することで学費の支払いを免除します(奨学金を支給するものではありません)
また、奨学金制度ではありませんが、雇用制度として「グローバルCOE博士課程研究員」制度も整備されており、採用資格を満たす希望者全員を採用し、本学グローバルCOEの研究活動に一定時間従事することで、月額20万円の給与を支給します。いずれの制度も詳しくは奨学金ページをご覧ください。
入学後について
A. 博士前期課程、博士後期課程ともに各学生が専有できる研究スペース(共同研究室)を用意しています。
Q. コンピュータ環境は?
A. 本専攻では入学者全員に同じ仕様のコンパクトなノート型パソコンを貸与します。それらの設定や利用方法の基礎は授業の中で段階的に学ぶことができます。また、貸与パソコンの全てにマイクロソフトオフィス、Mathematicaおよびプログラミング環境がインストールされています。
Q. 数学教員になれますか?
A. 中学校教諭専修免許状(数学)と、高等学校教諭専修免許状(数学)を取得するカリキュラムがあります。
Q. 現象数理学専攻を卒業するとどのような職業につけますか?
A. 現象数理学を学ぶことで、一見無関係に見える現象の間の関連性などが見えてきます。これは、例えば社会人として活躍する中で次々と現れる難題に対して多面的な視野をもって立ち向かえる力となります。皆さんには様々な分野で活躍できる人材として社会に巣立って欲しいと願っています。SE等の情報関連業種、教員、企業研究所、研究者、金融 等が考えられます。
その他
A. 専攻のパンフレットをこちらからダウンロードできます。(現在2011年度版パンフレットがダウンロードできます。)
Q. 動画はありませんか?
A. http://www.youtube.com/user/AmsMeijiUniversity に幾つか研究を紹介する動画があります。今後も様々な形式で情報発信を行う予定です。